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2007年09月10日 コンビニ年齢チェック [フルタイム移行日記]

2007年09月10日 コンビニ年齢チェック

9月10日(月)
以前にも書いたことがあるように思うのだけど・・・・。

「コンビニ年齢チェック」と言っても、一般の方には馴染みがないだろう。

たとえば、昨日、芥子色のTシャツに黒のショートパンツ(ノーメイク)で、コンビニでコピー作業をして領収書を出してもらうとき、女性店員の指が「20~29」と「30~49」のピンクのボタンの間をさ迷った後、「30~49」を押した。

惜しい!

このボタンとは、コンビニのレジスターにある、顧客分類ボタンのこと。
チェーンよって少し違うけど、レジスターの左側に5個ずつ2列のボタンが並んでいて、それを押すことで、顧客の性別と年齢層を集計する仕組み。

ブルーが男性、ピンクが女性。
年齢は、だいたい、~12歳、13~20歳、20~29歳、30~49歳、50歳~、といった具合。

どれを押されるかで、自分がどう見られているか(他認)、およそのことがチェックできる。
と言っても、いつも、どの店員さんも、ちゃんと押しているわけではなく、けっこういい加減な場合も多い。
まあ、店員さんがどのボタンを押そうか、指が迷うようなときは、一応考えているわけで、観察してると、それなりにおもしろい。

もともとは、自分がどちらの性別と見られているかを、すごく気にする性同一性障害の人たちが、ブルーのボタンを押されるか、ピンクのボタンを押されるかという「コンビニ(性別)チェック」として、7~8年くらい前から注目し始めた。

私の場合、ブルーか、ピンクかで一喜一憂する時期は、もうとうに過ぎてる。
誤解のないように言うと、ピンクを押される自信があるわけでなく、どっち押されてもどうでもよくなっている。
まあ、自分の性別については、ある種のあきらめ(諦観)に近くなってるのだろう。

このごろは、もっぱら、年齢ボタンで「化け具合」を自己チェックしてる。

一昨夜、「de 銀座」の帰り道、浴衣姿(もちろん、きっちりメイク)でコンビニに寄ったときには、若い男性店員の指が「20~29」と「30~49」の間で少し止まった後、「20~29」のピンクを押した。

「偉い! 君は若いのに人を見る目があるわね」と言いたくなる。

くだらないことを気にしてると言われれば、その通りだけども、まあ、望みの結果だったときは、良い気分になる材料に、望まない結果だったらすぐに忘れることにしている。

2007年07月29日 いいのかぁ・・・、この髪型 [フルタイム移行日記]

2007年07月29日 いいのかぁ・・・、この髪型

7月29日(日) 曇り 午後雷雨 東京 31.6度 湿度82%(15時)

なぜか、6時半に目が覚めてしまう(仕事場)。
もう一度寝ようと思ったけども、暑くて駄目。

仕方なく起きて、シャワーを浴びて、すっきり。
ベッドで溜まっていた新聞を読む。
アップルパイとコーヒーの朝食を取りながら、友達に画像を送信。

9時、せっかく早起きしたので、午前中を有効に使おうと思い、美容院へ。
5月18日以来だから、ほぼ2ヵ月半ぶり。
だいぶ、髪が長くなって、さすがに、この頃の暑さで、うっとおしくなってきた。
で、長さはあまり詰めずに、全体的に軽くなるようにお願いする。

できあがったのは、前髪をしっかり作ったロングレイヤーのシャギースタイル。
ゆるいナチュラルウェーブの黒茶色の髪がふんわり。
どうやっても、言い訳のきかない女の子髪型。
いいいのかぁ・・・・、こんな髪型にしちゃって・・・・(って、もう遅いのだけど)。
004.JPG
↑ いつも結わいているのを、解くとこんな感じです(顔がすっぴんに近いので恥ずかしい・・・・)。
ほんとうに言い訳ききません。

12時半、自宅最寄り駅近くのトンカツ屋兼蕎麦屋で、パートナーと子供と待ち合わせ。
私は、大せいろ蕎麦と野菜の天麩羅。

髪型、パートナーも子供も何も言わない。
なら、いいことにしよう。

パートナーが、投票券をもってきてくれたので、いっしょに投票所(小学校)へ。
黒板に13時時点の投票率が書いてあったが、まずまずの数字。
これなら、良い結果が期待できそう。

14時、帰宅。
ブログのコメントへのお返事書き。

16時、夜(開票速報)に備えて、2時間ほど昼寝。

19時、夕食の仕度。
OGビーフの塩たれ焼き。
エリンギ、大なめこ、おくらのワインソテー。
茄子とおくらのお味噌汁。

21時、開票速報が始まる。
初の試みとして、開票のポイントをブログで同時記述してみる。
(詳細は、別記)

2007年05月18日 美容院へ [フルタイム移行日記]

2007年05月18日  美容院へ
5月18日(金) 曇り 東京 24.8度 湿度 35%(15時)

11時、起床。
久しぶりによく寝た感じ(って言っても6時間睡眠なんだけど)。

朝昼ご飯は、カツサンド1切れ、ドライフルーツパン1枚、それにコーヒー。

昼過ぎ、エッセーの手直しを、電話で入れる。
これで、間に合うだろう。

15時、仕事場に移動。
すぐに身支度。
薄い緑に笹模様の綿紅梅(竺仙)。
黒と赤の半幅帯を角出しに結ぶ。
長襦袢は、梔子染(クリーム色)の半襟をつけた単のお七鹿の子(紫織庵)。
吸い上げ暈しの草色の帯締。
草色の小紋と朱の鼻緒の焼き桐の下駄。

16時、明日からの「日和」一座の下田巡業に備えて、美容院へ。
カラーリング、シャンプー、カット、ブロー、アップセットのフルバージョンをしてもらう(10800円)。
カットしてもらったのは、2月22日以来でほぼ3ヵ月ぶり。
伸びすぎて左右に流していた前髪を目に入らないくらいの長さにカット。
う~ん、ますます言い訳きかない髪型に・・・・。

セットは、何度かしてもらっている、一晩寝てもつぶれないようにアンコをたっぷり入れた小さめの髱(たぼ)のアップ。
サイドとトップは、あまり膨らまさずに、すっきり仕上げてもらう。

なぜか今日は、女将さん一人だけ。
他のお客さんとの兼ね合いもあり、3時間半もかかってしまう。
急ぐ必要はぜんぜんなかったし、読む本も持っていったので、退屈はしなかったけど、ちょっと腰が・・・・。

19時半、行きつけの居酒屋「一善」へ。
常連のおじさま、おばさまとおしゃべりしながら、のんびり過ごす。
グラスビール1杯、ウーロン茶2杯。
肴は、ぶりのお刺身、ポテトサラダ、太ごぼうのキンピラ。
最後に、粘々トリオ(納豆・山芋・オクラ)でご飯を1膳。

某常連ご夫婦が、GW中に秩父の羊山の芝桜を見に行ったとかで、
「すばらしかった」「秩父っていいとこだね」と言ってくださる。

正直言うと、羊山は、子供の頃の遊び場、雑木の急斜面をスラロームして駆け下ったり、樹上基地作ったり、太い藤蔓につかまってターザンごっこしていた所で、観光地(=わざわざ行く所)っていうイメージはないのだけど、それでも故郷を褒められると、やっぱりうれしい。

22時、仕事場に戻る。
髪を濡らさないように、ピンクのタオルで包んでシャワーを浴びる。

ブルー(銀ラメ入り)のマニキュアを塗る。

週末は、「日和」一座の地方巡業で、姐さん、兄さんたちにくっついて、伊豆下田の「黒船祭」に行く予定。

下田は、大学のセミナーハウスがあった関係で、ゼミ合宿などでほとんど毎年行っていたし、家族旅行でも何回か訪れてる街。
でも、女姿では初めて。
「日和」一座の皆さんとの巡業も初めてで、とても楽しみ。

明日の朝は、4時起きだから、今夜はせいぜい早寝を心がける。
でも、寝られるだろうか・・・・(←遠足前の子供と同じ心境)。

就寝、0時(仕事場)。

【追記】
翌日(5月19日)の伊豆下田の「黒船祭」きものファッション・ショーの写真
070519.jpg
ショートヘアーだけど、十分に女性的な髪型になっていると思う。

2006年10月17日  「髪を洗う」こと [フルタイム移行日記]

2006年10月17日  「髪を洗う」こと
10月17日(火) 晴れ 東京 25.1度 湿度 55%(15時)

12時、起床。
よく眠って、やっと疲労感から抜け出せた感じ。

朝昼ご飯は、トースト1枚、生ハム4枚、レタス。

シャワーを浴びて髪を洗う。

土曜日、着物友達のYUKOさんにこんなことを言われた。
「姐さんの日記、いつのころからか『髪を洗う』という記述が出てきたのよね」

実に鋭い指摘だ。
以前は、「髪を洗う」ことは、お風呂に入る時やシャワーを浴びる時にごく当たり前に伴うことで、いちいち意識することでなかった。
真夏なんか、日に3度くらい洗ってた。
もともと乾きやすい髪質なので、気楽に洗うことができた。
ドライヤーなんて生まれてから一度も(床屋は除く)使ったことがなかった。

ところが、髪を伸ばして1年半、肩に届く長さになると、そうはいかなくなる。
まず、髪を洗う手間(時間)が3倍くらいになった。
いくら乾きやすい髪質とはいえ、自然乾燥だと相当に時間がかかるので、ドライヤーを使う。
どんなに急いでも5分では乾かない。

したがって、髪を洗うタイミングを意識せざるを得なくなる。
今日のように外仕事がない朝(昼)は気楽に洗える。
時間が決まっている外仕事がある朝に、うかつに洗うと遅刻しかねない。
すごく眠い夜に洗うと、濡れ髪のまま眠ることになりかねない。

そんなことは、長い髪で人生をすごしてきた女性には当たり前のことだろうが、その点、こちらはまったくの新米。
髪に関してだけは、この歳になって、いろいろ初体験も多い。

ということで、「髪を洗う」という記述になる。
別に、髪のない某センセイへの当てつけではない。

「日記(16日分)」を書く。

15時半、仕事場に移動。
メールチェック、「日記」のアップ、お返事メールの送信、サイトのお手入れなど。

溜まっていた新聞を読む。

21時、帰宅。
夕食は、よく煮込んだ牛のすね肉のシチュー。
まずまずおいしくできた。
それにアナゴの煮付け。

テレビニュースを見る。
アメリカ政府が、採取大気の分析から、9日の北朝鮮の「核実験」が核爆発であったことを確認と発表。
ただし、規模はTNT火薬換算で1キロトン以下。
北朝鮮は、中国に「4キロトン」と事前通告していたので、プルトニウムが25%以下しか核分裂しなかったことになり、「爆縮」による起爆に失敗した「未熟核爆発」の可能性が大とのこと。

ということで、どうも近々2度目をやるらしい。

お風呂に入る。
お返事メールと「日記(17日分)」を書く。

夜中、大阪外語大学の「研究会」で報告予定の「異性装と身体意識-女装と女体化の間-」のレジュメを書く。
考えを言語化するのに思っていたより苦戦。
4時間ほどかけて、やっと3分の2ほどできる。

就寝、6時半。


2006年07月01日 片付けの日 [フルタイム移行日記]

2006年07月01日  片付けの日
7月1日(土)  雨 時々 曇り

11時、起床。
朝昼ご飯は、ナン1枚、きのこのカレー。

午後、自宅のクローゼットの片付け。
もう古くなった服をかなり捨てる。

本当は、夏冬最小限のもの(と冠婚葬祭用)だけ残して、まだ着られるものも含めて(男性用は)全部捨てちゃいたいのだけど・・・・、そうもいかない。

それに、もう少したつと子供(男の子)が着られるようになるかなと思い、思いとどまる。

(後略)

2006年06月13日 髪を伸ばして1年 [フルタイム移行日記]

2006年06月13日  髪を伸ばして1年

6月13日(火) 曇り

8時半、起床。
朝ご飯は、冷蔵庫にあったパンの残りをかじる。

午前中、講義。

午後、国会図書館へ。
最近の新聞記事の収集。

「神戸新聞」5月18日夕刊、例の小学2年生の性同一性障害児の記事もコピー。
1面に「性同一性障害受け入れ 学籍上は男児と記載 播磨地区の教委 対応『学校側の配慮』」という見出しの6段抜きの記事。
10面に「『息子は娘に・・・』性同一性障害児の母手記 医師の一言で明るく活発に 1人の女性として接して」の見出しでやはり6段抜きの母親「手記」。
扱いの大きさに改めて驚く。

疲労感が強く、早目に退館。

16時過ぎ、仕事場に戻る。
メールチェック、「日記」のアップ、お返事メールの送信。

ベッドで新聞を読んでいる内に、眠くなり1時間半ほど仮眠。
少し体調回復。

明日の講義の準備。

21時半、帰宅。
夕食は、鳥のつくね、鳥ももの塩焼き、冷や奴、ワカメと豆腐のお味噌汁。
それに、めんたいこ。

食後、2時間ほど明日の講義の準備。

お風呂に入った後、メールのお返事と「日記(13日分)」を書く。

ところで・・・・・、
髪を伸ばしはじめてから、いつの間にか1年がたった。
現状は、サイドの髪がぎりぎり肩に触れるくらい、後ろは襟足に届いてる。
でも、最近なんとなく伸びが鈍っているように思う。

1年前、髪を伸ばそうと決心したときのスローガンは「目指せ、松下由樹!」だった。
で、結果は、ぜんぜん「松下由樹」にならなかった。

敗因は、長さだけを気にしてて、毛の質の違いをまったく考慮していなかったため。
じゃあ、どんな感じかというと、花王のエッセンシャル「ダメージ・ケアー」のコマーシャルに出てくるお姐ちゃん風。

髪をちゃんとコンディショニングしてる「生れ変った私」がダメージ・ヘアーの「あの頃の私」に出会うあのテレビコマーシャル(CMモデル:岡崎めぐみ)
http://www.kao.co.jp/essential/tvcm/index.html

私の状況は、その「あの頃の私」みたいに、髪先が跳ねてあっちこっちに向いている。

と言っても、ダメージ・ヘアーということではなく、生れつきの癖っ毛。
髪に緩いウェーブがあるのは、短いころから自覚していたが、伸ばすまで、こんなにすごい癖っ毛で、しかもこんなに髪の量が多いとは、自分では思いもしなかった。

でも、髪を洗った後、ドライヤーでブローするのもずいぶん慣れて手早くなった。
普段は後ろでゴム縛りにしているが、尻尾もだいぶそれらしくなってきた。
さて、これからどうしよう・・・・。

就寝、3時半。

2005年11月03日 初めて自毛を結う [フルタイム移行日記]

2005年11月03日 初めて自毛を結う

11月3日(木・祝) 曇り、夕方小雨

7時半、起床(仕事場)。
朝ご飯は、コンビニのサンドイッチとコーヒー。

今日は、着物友達と「ニッポン全国 きもの日和」に行く。

シャワーを浴びて身支度。
化粧の後、髪をセット。
「ウィッグかぶりの達人」と言われた技術を駆使して、3種類の付け毛を使って、ポニーテール風のアップにまとめる。
昨夜、何度も練習しておいたので、15分ほどでできあがる。
初めて自毛をベースにアップに結えた。
ううっ、うれしいよ~ぉ(感涙)。
051103-1.jpg

着物は、YUKOさんとの約束で、赤地に細い黄色の格子が入った、一見、大島紬とは思えないような大島紬。
帯は、銀と黒の鱗柄。
長襦袢は、飛兎柄の黄金色。
半襟は緑色、帯揚は辛子色、帯締は山吹色。
051103-3.jpg 051103-4.jpg
↑ 着物友達の女性たちの髪型と比べて、それほど違和感はないと思う。

(以下、略)

2005年09月05日  髪質 [フルタイム移行日記]

2005年09月05日   髪質
9月5日(月) 雨

11時、起床。
朝ご飯は、トースト1枚、スモークサーモン3枚、きゅうり&レタス。それにヨーグルト。
身体のだるさ、眠気は少し良くなる。
ただまだ腰の具合が悪く、本調子ではない。
雨もひどいので、仕事場行きは断念。

午後、いくつかメールを書く。
「Kimono日和」の写真集『Kimono人』の応募用紙にも記入。

その後、昭和戦前期の女装男娼の資料ファイルを整理する。

夕ご飯は、豚の生姜焼きを作る。
あとは、昨夜煮ておいたまぐろのアラ。

ところで、私の髪のこと。
伸ばすと決めた時の「日記」(6月1日)に「目指せ!、松下由樹」と書いた。
好きな女優さんの一人だし、彼女くらいのショートヘアーなら目標として手頃だろうと思ったからだ。

以来、3カ月、ぜんぜん「松下由樹」にならない!。
長さがまだ足りない(特にもともと刈り上げていた後ろ頭)せいもあるが、問題は髪質。
自分の髪に、ゆるいウェーブがかかっているのは自覚していたが、まさかこんなにとは!

パサパサ落ちてこなくてセットしやすいのは良いのだけど、セットしてない時の前髪やサイドのボリュームがすごい。
現状は、「松下由樹」というより「クリちゃん」(今の人、知らないだろうな。根本進作画の昭和26年から朝日新聞夕刊に連載されていた4コマ漫画の主人公↓)状態。
http://www.d3.dion.ne.jp/~gonohon/douyou.htm

もう少し伸びれば落ち着くという説もあるが・・・・・。
また、美容院に行って女将さんに相談しないと。

(中略)

就寝2時。

2005年08月10日 初めて自毛で外出 [フルタイム移行日記]

2005年08月10日 初めて自毛で外出

8月10日 (水) 曇り

9時、起床。ちょっと寝坊。
時間がなく、朝食はカップケーキとコーヒーだけ。

午前中、講義。

13時、仕事場に戻り、メールチェック、「日記」のアップや書き込みなど雑用。

15時、身支度。
赤の大矢絣に撫子柄の浴衣。下は黄色の吸い上げ暈しの半襟をつけた半襦袢。
帯は、黄・赤・緑の半幅を角出に結ぶ。草色の帯締をかける。

髪は自毛をセットする。
まだ長さが足りず、ボーイッシュなショートカットという感じなのだけど、一昨日、美容院の女将に教えてもらったテクニックを試みて、ボリュームを出す。
まずまずの感じになった。

私のように女装キャリアが長くなると、すっかりずうずうしくなって、たいていのことは平気なのだが、さすがに初めての自毛での外出となると、すんなりとはいかない。
世間様の視線よりも、むしろ鏡に映した自分の姿に納得できるかどうかがポイントになる。
先日(3日)は、一度、自毛をセットしたものの、納得できずに取りやめた。
今日は、まずまずかなと思えたので、記念すべき初外出となった。
その差は、実際にはごく微妙なものなのかもしれないが、気分的には大きな差なのだ。

16時、外出。
白い日傘をさして、7分ほどとことこ歩き、目黒通りのバス停へ。
頭がとても軽い。でも、ちょっとドキドキ。
バスに乗って(停留所3つ分)、碑文谷のダイエーへ。
女性雑貨売り場で付け毛を探したけど売ってなく、下着売り場でトリンプのショーツ(薄い水色)を購入。

斜め前のリサイクル着物の「ひろ」へ。
実は、担当さんに電話で「いつもと違う格好で行くから笑わないでね」と先振れをしておいた。
店に入ると「あら、どんな格好で来るのかと思ったら、それほどのこともないじゃない」と言われる。オーナーも髪の件には反応無し。
まあ、他人の目からすれば、そんなものなのだろう。
1時間ほど、鮮やかな黄色の紅形(びんがた)の大振袖や久米島紬など、いろいろ目の保養をさせてもらう。
仕立て直しをお願いしてあった着物を受け取って、またバスに乗り、仕事場に戻る。

結局、自毛での初外出、すんなり行ってしまった。
もっと髪が伸びれば、細工の仕様も出てきて、もう少し様になると思う。
その日のTPOと気分で、ウィッグ自毛を併用できればいいなと思う。
まだ、写真を公開するまで自分に納得してないけど、いずれお目にかけます。

18時、大急ぎで着物を脱ぎ、タンクトップ(黒と白のストライブ)とショートパンツ(黒)に着替え、化粧は口紅だけ拭って、お風呂セット(シャンプー、洗顔料、化粧水)を持って、近所の「天然温泉」へ。
いつもフロントにいるオーナーとは長年の顔見知りなので、こんな怪しい格好でも入れてもらえる。
お湯にゆっくり浸かり、サウナで汗を流す。

2週間ぶりの体重測定。
-7.0kg(63日間)。
前回測定(16日前)より、-1.0kg。
よかったぁ、リバウンドしてなかった。
第1次目標(90日間で8kg減)まで、あと1kgとなる。

7kg減となると、かなり影響が見えてくる。
顔、とくに顎がすっきりしたのは鏡を見て自覚。
写真も、最近、写したものはかなり顔の輪郭が違う。縦横比の修正(笑)が必要なくなった。
ウェストが若干細くなったのは、伊達締めを結んだ時の紐の余り方で実感。
胃のあたりの脂肪が落ちたので、その分、バスト(←あまり変化がない)との落差が目立つようになった。(うれしいような、困ったような)
後は、下腹(ウェストの下)の脂肪がもう少し落ちてくれればいいのだが、加齢のせいか、体質の変化(女性化)のせいか、ここがなかなか落ちない。
それと、歩くのが早くなった。
でも、行者道(修験道の山伏が歩く険しい山道)を飛ぶように歩いていた若い頃ほどではない(←当たり前だ)。

20時半、帰宅。

夕食は、わが家の伝統料理、牛肉(断ち落とし)のソース焼。
付け合わせは、サニーレタスとクレソン。

夕食後、やらなければいけない仕事があるのに、テレビを見てしまう。
世界陸上、女子棒高跳びが悪天候で順延になりがっかり。

(中略)

就寝、4時。


2005年06月01日  目指せ!松下由樹 [フルタイム移行日記]

2005年06月01日  目指せ!松下由樹

6月1日(水) 晴れ のち 曇り

8時半、起床。

午前中、講義。

講義を終えた後、あまりあちこち凝っているので、この街にも「てもみん」があることを思い出し、探し訪ねて、施術してもらう。
ずいぶん楽になったが、こんなことをしていたら「てもみん」依存症になりそうだ(お金もかかる)。

14時半、仕事場に戻り、メールチェックなど雑用。
「着物写真日記」の原稿を1本作る。

17時半、3ヵ月ぶり(前回は3月4日)に美容院へ。
1ヵ月前くらいからかなり髪が伸びているのは承知だったが、「少し伸ばしてみようか」という思惑もあって、放置しておいた。
ところが、もともと緩いウェーブのある癖っ毛なので、あちこち跳ねていよいよ納まりがつかなくなってきた。

「伸ばしてみようかなと思ってるんですが・・・・」と言ったら、以前から「自分の毛、伸ばしなさいよ」と勧めていた店主(女性)は大賛成で、「三橋さんは髪の毛多いから大丈夫よ」なんて言いながらさっそく取り掛かってくれる。

30年以上、ほとんど同じ髪型だったので、本人は大決心なのだが・・・・。

いつもは、サイドと後ろを、はさみでかなり刈り上げるのだけど、今日は跳ねている毛をカットして形を整えるくらいで終了。
子供の頃から床屋の料金は切った髪の毛の量に比例するみたいな感覚をもっているので、なんだか損した感じ。

まあ、伸ばすと言っても、本格的には無理、せいぜい頑張ってショートカットなのだけど、一応「目指せ!松下由樹」(← 「大奥」の春日局の髪型を想像しないように!)

顔剃りしてもらって顔のマッサージ&パック。気持ちいい。

シャンプーだの、白髪染めだの、お風呂洗剤だの、ハンドクリームだの、いろいろ生活雑貨品を買い物をして、19時半、仕事場に戻る。

今日は仕事場泊りなので、パソコンでいろいろ作業。
昨日記した例の「手記」のベテラン女装者の写真を7点ほど画像に取り込む。
モノクロの上、古い雑誌に印刷されたものなので、画像の状態が良くない。
1点だけカラーグラビア掲載の写真があり、これはきれいに入力できたので、メインに使う予定。

続いて、今日は「衣更え」ということで、着物の整理。
着物と帯の山を1度崩して、袷を一番下に、その上に夏物(薄物)、一番上に単が来るように積み直す(崩落しないように慎重に)。
帯締、帯揚も夏物を出す。
6月は単の季節なのだけど、暑がりな私は、6月20日過ぎからはもう薄物を着てしまう。
今年は、単の期間が短かったなぁ。

バス・エッセンスを入れたお風呂にゆっくり入る。

就寝3時(仕事場)。


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